ざぜん‐そう【座禅草】
サトイモ科の多年草。中部地方以北の山間の湿地に自生。全体に悪臭がある。葉は大きい心臓形で長さ約40センチ。4月ごろ、葉の開かないうちに、紫黒色の厚い仏炎苞(ぶつえんほう)に包まれた花をつける。名...
さ・せる
[動サ下一][文]さ・す[サ下二]《サ変動詞「す」の未然形「せ」に使役の助動詞「さす」の付いた「せさす」の音変化から》 1 人にある行為をするようにし向ける。「勉強を—・せる」「人ニ損ヲ—・スル...
さすらいのこじラスムス【さすらいの孤児ラスムス】
《(スウェーデン)Rasmus pa luffen》スウェーデンの女性作家、リンドグレーンの児童文学作品。1956年刊。孤児院をぬけだした少年ラスムスが風来坊のオスカルと旅に出て、本当の幸せを見...
さ‐す【扠首】
切妻屋根の両端に、それぞれ棟木(むなぎ)を受けるために合掌形に組む材。古くは上部を交差させて組んだ丸太。
さし‐むかい【差(し)向(か)い】
二人が向かい合うこと。さし。「—で一杯やる」「—に腰掛ける」
さし‐つかわ・す【差(し)遣わす】
[動サ五(四)] 1 目上の者が命じて人を差し向ける。派遣する。「代理人を—・す」 2 金品などを送り与える。「金子(きんす)幾干(いくら)かを—・し」〈逍遥・当世書生気質〉
さし‐つ・ぐ【指(し)継ぐ】
[動ガ五(四)]指し掛けとなった将棋を、場所や日時を改めて続ける。
さし‐つ・く【差し付く】
[動カ四]さおを差して舟が着く。「かの岸に—・きて降り給ふに」〈源・浮舟〉
[動カ下二]「さしつける」の文語形。
さし‐のぼ・る【差(し)上る/差(し)昇る】
[動ラ五(四)] 1 太陽や月が、のぼる。上の方へあがる。「朝日が高く—・る」 2 川上へ向かう。さかのぼる。「河を上りざまに—・りける程に」〈今昔・三一・一一〉
さし‐とお・す【刺(し)通す】
[動サ五(四)]先のとがったもので反対側まで穴をあける。また、その穴にひもなどを通す。「針を—・す」「束ねた原稿にひもを—・してとじる」