まち‐う・ける【待(ち)受ける】
[動カ下一][文]まちう・く[カ下二]来ることを予期して待つ。心構えをして待つ。「敵を—・ける」「吉報を—・ける」
まわし‐か・ける【回し掛ける】
[動カ下一][文]まはしか・く[カ下二]全体にいきわたるようにかける。「鍋に醤油を—・ける」
まっ・する【抹する】
[動サ変][文]まっ・す[サ変] 1 こすりつける。また、塗りつける。「丹砂を以て面を—・し」〈竜渓・経国美談〉 2 こすってなくす。また、塗りつぶす。「暮靄郭を—・して銀燭星を点じ」〈服部誠一...
マスク【mask】
1 面。仮面。 2 鼻・口を覆う不織布やガーゼ製などの衛生用具。《季 冬》「口紅のなじみし—かくるなり/万太郎」 3 野球の捕手・球審、フェンシングの選手などが顔面につける防具。 4 ガスマスク...
み‐しら・す【見知らす】
[動サ四] 1 ひどい目にあわせる。思い知らせる。「腹の立つきほひ口に、叔母をも知らいで—・した」〈浄・女腹切〉 2 「する」「なす」の俗な言い方。やらかす。やっつける。「小半酒(こなからざけ...
ま・く【設く】
[動カ下二] 1 前もって用意する。設ける。「頂髪(たぎふさ)の中より、—・けし弦を採り出して」〈記・中〉 2 その時節を待ちうける。また、待ちうけた時節になる。「磯の間(ま)ゆ激(たぎ)つ山川...
まけ‐かた【負け方】
1 負けるまでの過程。「—がよくない」 2 《「まけがた」とも》負けたほう。敗北した側。「宰相中将は—にて、音なくまかで給ひにけるを」〈源・匂宮〉
まけ‐いくさ【負け戦/負け軍】
戦いに負けること。また、負けると決まっている戦い。敗戦。⇔勝ち戦。
まけ‐とうしゅ【負け投手】
野球で、自分が投げているときにリードされてそのまま負けるか、同点やリードしている状態でリリーフして逆転されて負けるかしたときの投手。敗戦投手。⇔勝ち投手。
まご‐ばり【孫針/孫鉤】
船釣りに用いる仕掛けで、釣り針の下につける小形の針。上の針にかからなかった魚を引っかけるためのもの。