けんてい‐ばくやく【検定爆薬】
可燃性のガスや炭塵に着火せず、炭鉱の坑内で安全に扱えるよう検定試験に合格した爆薬。主剤として硝酸アンモニウムを用いる硝安爆薬の一種。
けん‐てき【涓滴】
1 水のしずく。したたり。 2 わずかなこと。少しばかり。「—の功を奏する」
けん‐てき【硯滴】
1 硯(すずり)に垂らす、水のしずく。硯の水。 2 硯の水入れ。みずさし。
涓滴(けんてき)岩(いわ)を穿(うが)つ
わずかな水のしずくも、絶えず落ちていれば岩に穴をあける。努力を続ければ、困難なことでもなしとげられるというたとえ。
けん‐てつ【賢哲】
[名・形動] 1 賢人と哲人。「—の道を学ぶ」 2 かしこくて、物事の道理に通じていること。また、そういう人や、そのさま。「如何に—の人物と雖ども」〈馬場辰猪・条約改正論〉
けん‐てん【圏点】
注意すべき所を示すために、文章中の文字のわきに付ける小さな点。「・」「◦」「、」など。傍点。
けん‐でん【喧伝】
[名](スル)盛んに言いはやして世間に広く知らせること。「世に広く—された事件」
けん‐でん【検田】
田の面積や品等を検査すること。検注。「田に立ちて—する間に」〈今昔・一七・五〉
けん‐でん【硯田/研田】
文士などが生活のために物を書くのに用いる硯(すずり)を、農民が耕作する田にたとえていう語。「筆耕—」
けんでん‐き【検電器】
微小な電圧や電流の有無などを調べる高感度の装置。検流計・磁束計・電位計・箔(はく)検電器など。