ゲシュタルト‐しんりがく【ゲシュタルト心理学】
精神活動を心的要素の結合として説明する立場に対し、全体としての特徴、つまりゲシュタルトを直接的に認識するという事実を強調する心理学。ウェルトハイマー・ケーラー・コフカ・レビンらを主唱者として、ド...
ゲシュタルト‐ほうかい【ゲシュタルト崩壊】
《「ゲシュタルト」は形態・姿の意》全体性が失われ、各部分に切り離された状態で認識されるようになる現象。→ゲシュタルト [補説]文字の認識などでも見られる。例えば、一つの漢字を注視しているとパーツ...
ゲシュタルト‐りょうほう【ゲシュタルト療法】
《(ドイツ)Gestalttherapie》神経症・心身症などの治療法の一つ。患者に対し、現状・現実をはっきりと認識させ、それらから逃避することなく創造的に適応するように導き、援助するもの。
ゲシュテル【(ドイツ)Gestell】
《ドイツ語で台架・支持枠・骨組みなどの意》ドイツの哲学者ハイデッガーが、近代技術の本質を言い表すために用いた語。技術が人間を生産に駆り立て、その人間が自然を利用するといように、強制的な徴発性を根...
げしゅ‐にん【下手人】
《「下手」は物事に手をくだす意》 1 直接手を下して人を殺した者。殺人犯。げしにん。「—を捕らえる」 2 江戸時代、庶民に適用された斬首刑。死刑のうちでは軽いもので、財産の没収などは伴わない。げ...
げ‐しょ【下書】
したがき。案文。草稿。
げ‐しょ【外書】
仏教から見た仏教外の書物。外典(げてん)。
げ‐しょう【下生】
1 仏語。極楽に往生するもののうち、上品(じょうぼん)・中品(ちゅうぼん)・下品(げぼん)と分けた、それぞれの最下位。九品(くほん)の、上品下生・中品下生・下品下生の総称。→上生 →中生 2 神...
げ‐しょう【下姓】
素姓の卑しいもの。生まれた身分・家柄の低いこと。「優婆塞(うばそく)を見るに、—の人にこそあるめれ」〈今昔・四・一五〉
げ‐しょう【下症/下性】
大小便のしまり。また、そのしまりのないこと。「—が悪い」「—を治す」