もた・り【持たり】
[動ラ変]《「もてあり」の音変化》持っている。「いとにくさげなるむすめども—・りともこそ見侍れ」〈枕・一〇四〉
モスマン‐けいこく【モスマン渓谷】
《Mossman Gorge》オーストラリア、クイーンズランド州北東部、ディンツリー国立公園南端にある渓谷。熱帯雨林を流れるモスマン川の浸食により形成された渓谷であり、木生シダや着生植物、森林性...
もの‐ねがい【物願ひ】
物事が成就するように願うこと。「苦しげなる御—かな」〈宇津保・藤原の君〉
もう・ける【儲ける】
[動カ下一][文]まう・く[カ下二]《「設ける」と同語源》 1 金銭上の利益を得る。また、思いがけない得をする。「だいぶ—・けているという話だ」 2 子を得る。「子まで—・けた二人の仲」 3 夫...
モザイク‐らん【モザイク卵】
卵の各部分の将来分化する器官や組織が、発生のごく初期から決められている卵。卵の一部を欠如すると、それに対応する器官を欠く幼生ができる。ツノガイ・ホヤ・クシクラゲなど。⇔調整卵。
め‐づかい【目遣い】
1 物を見るときの目の動かし方。「気遣わしげな—をする」 2 目で合図をすること。目くばせ。「—で知らせる」
むしゃ‐くしゃ
[副](スル) 1 いらいらして気分が晴れないさま。「嫌なことばかりで—(と)する」 2 頭髪やひげなどが乱れているさま。もじゃもじゃ。「—と垂れた白髪まじりの髪は」〈中勘助・犬〉 [名]気...
ムント‐テラピー【(ドイツ)Mund-Therapie】
医学で、患者との対話による治療。心理的ストレスを考慮して必ずしも真実を告げない場合もある。ムンテラ。
む‐む
[感] 1 物事に気づいたり納得したりしたとき、また感心したときに発する語。「—、なるほど」 2 口をふさいでふくみ笑いをするときの声。「ただ—とうち笑ひていと口重げなるも」〈源・末摘花〉
目(め)もあや
1 まぶしいほどりっぱなさま。「—な舞台衣裳」 2 意外で驚きあきれるさま。はなはだしくひどいさまにいう。「ここに、かく渡り給ふのみなむ、—に、おぼろげならぬことと」〈源・総角〉