くき【茎】
高等植物で、葉・根とともに植物を構成する基本器官。先端に生長点があり、内部に維管束をもつ。地下茎・蔓(つる)・とげなどになるものもある。性質により草本(そうほん)と木本(もくほん)とに分けられる。
くさ‐かい【草飼ひ】
《「くさがい」とも》馬に草を与えること。「馬の—、水便、共に良げなり。しばし降りゐて馬休めん」〈平家・七〉
怪我(けが)の功名(こうみょう)
過失と思われたこと、なにげなしにやった事が、意外によい結果になること。
くわせ‐もの【食わせ物/食わせ者】
1 見かけはよいが、実質はよくない物。偽物。「とんだ—をつかまされた」 2 (食わせ者)表面はさりげなく見せて、実は油断のならない者。「あの男は相当の—だ」
くりや‐め【厨女】
台所の仕事をする女。水仕女(みずしめ)。「—のきよげなるが、さし出でて」〈枕・六〇〉
くわ・ゆ【加ゆ】
[動ヤ下二]《「くわ(加)う」が中世以降ヤ行に転じて用いられた語。終止形は「くわゆる」となる例が多い》「加える」に同じ。「かやうのおとなげなき小節に、詞も—・ゆる能登の守にあらねども」〈浄・女護...
クリア‐ラッカー【clear lacquer】
顔料を混入しない透明なラッカー。木製家具の仕上げなどに用いる。
グラウンド‐カバー【ground cover】
地面を覆うように生える匍匐(ほふく)性の植物。シバザクラやジャノヒゲなど。
くし‐くらげ【櫛水母】
有櫛(ゆうしつ)動物の総称。体はクラゲ形で、体表に櫛の歯状の繊毛板が放射状に8本あり、運動器官となっている。フウセンクラゲ・ウリクラゲなど。
くび‐づな【首綱/頸綱】
1 犬や猫の首につける綱。くびなわ。「いとをかしげなる猫の、赤き—に白き札つきて」〈枕・八九〉 2 罪人の首に掛けて縛る綱。くびなわ。「ことに母もない倅(せがれ)。隠居の田地を売っても—はつけさ...