こい‐こが・れる【恋い焦がれる】
[動ラ下一][文]こひこが・る[ラ下二]恋しさのあまり、ひどく思い悩む。「夜も眠れないほど—・れる」
こい‐こく【鯉濃】
《「鯉の濃漿(こくしょう)」の意》鯉を筒切りにして、味噌汁で時間をかけて煮込んだ料理。
こい‐ごころ【恋心】
恋しいと思う心。「淡い—を抱く」「—が芽生える」
こい‐ごろも【恋衣】
1 心から離れない恋を、身につける衣にたとえていう語。「—着奈良の山に鳴く鳥の間なく時なしあが恋ふらくは」〈万・三〇八八〉 2 恋をしている人の着ている衣。「妹待つと山の雫(しづく)に立ちぬれて...
こいごろも【恋衣】
詩歌集。山川登美子・茅野雅子・与謝野晶子の共著。明治38年(1905)刊。登美子の「白百合」、雅子の「みをつくし」、晶子の「曙染(あけぼのぞめ)」の短歌3集と、晶子の詩6編からなり、「君死にたま...
こ‐いさかい【小諍ひ】
ちょっとしたけんか。「思ふ仲の—、雨降りて地固まる」〈吉原すずめ・上〉
こい‐さん
《「こいとさん」の略》末のお嬢さん。関西地方で、使用人が主人の末娘をよぶときに使う。
コイサン【Khoisan】
南部アフリカに住むコイ族とサン族の総称。
コイサン‐ごぞく【コイサン語族】
アフリカ南西部のアンゴラ・ナミビア、南部のボツワナなどで話されているクン語・マサルア語・ナマ語・ナロン語などの諸語と、東部のタンザニアで話されているサンダウェ語・ハツァ語とからなる。これら諸言語...
こい‐ざめ【恋醒め】
恋の熱が薄らぐこと。「—には、えおぼされじと見るはいかが」〈夜の寝覚・四〉