こう‐しょう【高声】
《「こうじょう」とも》高い声。大声。こわだか。「—に十念唱へつつ、頸(くび)をのべてぞ切らせられける」〈平家・一一〉
こう‐じょう【口上/口状】
1 口頭で申し述べること。また、その内容。「あいさつの—を聞く」「逃げ—」 2 口のきき方。ものいい。 3 歌舞伎などの興行物で、出演者または劇場の代表者が、観客に対して舞台から述べるあいさつ。...
こう‐じょう【工場】
一定の機械・器具を設備し、継続的に物品の製造や加工などを行う所。また、その建物。こうば。
こう‐じょう【公帖】
中世、禅宗官寺の五山・十刹(じっせつ)・諸山の住持を任命する幕府の辞令。公文(くもん)。
こう‐じょう【甲状】
かぶとのような形。
こう‐じょう【交情】
1 交際している相手に対する親しみの情。友人としての親しみ。交誼(こうぎ)。「—を深める」 2 男女が情をかわすこと。情交。
こう‐じょう【交譲】
互いにゆずり合うこと。互譲。「—はもとより愛の発表である」〈阿部次郎・三太郎の日記〉
こう‐じょう【向上】
[名](スル) 1 よりよい方向、すぐれた状態に向かうこと。進歩。「学力が—する」「生活レベルの—」⇔低下。 2 最上。最高。「武田の弓矢—なり」〈甲陽軍鑑・三六〉 3 仏語。絶対平等の境地。ま...
こう‐じょう【好情】
よい感情。好意。
こう‐じょう【江上】
《古くは「こうしょう」。もと、揚子江のほとりの意》大きな川の上、またはほとり。「—の破屋に蜘(くも)の古巣をはらひて」〈奥の細道〉