こう‐とく【高徳】
徳がすぐれて高いこと。また、徳のすぐれて高い人。「—の僧」「—を慕う」
こう‐とく【溝涜】
みぞ。どぶ。
こうとく‐いん【高徳院】
神奈川県鎌倉市長谷にある浄土宗の寺。山号は大異山。寺号は清浄泉寺。「鎌倉の大仏」と通称される本尊の金銅大仏は建長4年(1252)鋳造に着手されたもので国宝。→鎌倉の大仏
こうとく‐しん【公徳心】
公徳を重んじて守ろうとする精神。「—の欠如」
こうとく‐せん【高徳線】
四国東部、高松・徳島間のJR線。昭和10年(1935)全通。同63年高徳本線より現在の名称に改名。全長74.8キロ。
溝涜(こうとく)に縊(くび)る
《「論語」憲問から》みずから首を締め、みぞに落ちて死ぬ。つまらない死に方のたとえ。
こうとく‐ぬま【光徳沼】
栃木県日光市、戦場ヶ原の北にある沼。周囲約300メートル、湖面標高約1420メートル。沼はズミの低木に囲まれ、シラカバ・ミズナラなどの群落もある。
狡兎(こうと)死(し)して走狗(そうく)烹(に)らる
《「史記」越王勾践世家から》うさぎが死ぬと、猟犬も不要になり煮て食われる。敵国が滅びたあとは、軍事に尽くした功臣も不要とされて殺されることのたとえ。
こうとするがちょうみついみせりゃくず【江都駿河町三井見世略図】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品の一。江都は江戸の異称。手前に日本橋駿河町の呉服屋越後屋(のちの三越)が描かれ、中央奥に雪をかぶった富士山が見える。
こうとり‐い【公取委】
「公正取引委員会」の略。