こう‐ばく【広漠/宏漠】
[ト・タル][文][形動タリ]広々としてはてしないさま。「—とした大平原」
こう‐ばく【荒漠】
[ト・タル][文][形動タリ]荒れはてて寂しいさま。「—たる原野」〈透谷・秋窓雑記〉
こう‐ばこ【香箱】
香を入れる箱。香合(こうごう)。
香箱(こうばこ)を作(つく)・る
《香箱の形に似ているところから》猫が背を丸くしてうずくまる。人が背を丸くしてすわっているさまにもいう。「三毛猫が一匹静かに—・っていた」〈芥川・お富の貞操〉
こう‐ばし【香箸】
香をたくとき、香を挟むのに用いる箸。きょうじ。
こうばし・い【香ばしい/芳ばしい】
[形][文]かうば・し[シク]《「かぐわしい」の音変化》 1 よい香りがする。多く、食物を煎(い)ったり焼いたりしたときの、好ましい香りにいう。「—・いほうじ茶の香り」 2 見た目や印象などがす...
こうばしいひび【こうばしい日々】
江国香織の中編小説。平成2年(1990)刊。米国の町を舞台に、11歳の少年の日常をみずみずしく描く。平成3年(1991)、産経児童出版文化賞、坪田譲治文学賞受賞。
こう‐ばつ【功伐/功閥】
てがらを立てること。いさお。功績。
こう‐ばつ【攻伐】
[名](スル)攻め討つこと。討伐。
こう‐ばな【香花/香華】
仏前に供える香と花。こうげ。