こき‐いろ【濃き色】
染め色や織り色の名。濃い紫色。また、濃い紅色。「—の二衣(ふたつぎぬ)、単衣(ひとへぎぬ)着て」〈著聞集・一一〉
こき‐おと・す【扱き落(と)す】
[動サ五(四)]くっついている物をしごいて落とす。「籾(もみ)を—・す」
こき‐おろ・す【扱き下ろす】
[動サ五(四)] 1 しごいて落とす。こき落とす。「煙筒からは風に—・された煙の中にまじって火花が飛び散っていた」〈有島・カインの末裔〉 2 欠点などを殊更に指摘して、ひどくけなす。「上役を—・...
こき‐おん【呼気音】
音声学で、吐く息によって発せられる音。普通の言語音はこれにあたる。⇔吸気音。
こ‐きこう【古気候】
過去の気候。現在の気候に対し、特に地質時代の気候を指す。繰り返し起きた氷期や間氷期をはじめ、過去の気候変動を研究する学問分野は古気候学とよばれる。
こきこう‐がく【古気候学】
過去の気候変動を研究する学問分野の一。南極の氷床コア、湖の堆積物の花粉分析、樹木の年輪などから気温や二酸化炭素濃度などを類推すること。
こきこうモデリング‐そうごひかくプロジェクト【古気候モデリング相互比較プロジェクト】
⇒ピー‐エム‐アイ‐ピー(PMIP)
こきこうモデルそうごひかく‐こくさいプロジェクト【古気候モデル相互比較国際プロジェクト】
⇒ピー‐エム‐アイ‐ピー(PMIP)
こ‐きざみ【小刻み】
[名・形動] 1 小さく刻むこと。また、そのさま。「大根を—に切る」 2 ごく短い間隔で動作をくりかえし行うこと。また、そのさま。「—に体が震える」「—な歩き方」 3 物事を少しずつ行うこと。ま...
コキシ【王】
《古代朝鮮語の「こんきし」の撥音の無表記》王(おう)。コニキシ。「百済(くだら)の—」〈武烈紀〉