こく‐たい【国体】
1 国家の状態。くにがら。 2 国のあり方。国家の根本体制。「—を護持する」 3 主権の所在によって区別される国家の形態。君主制・共和制など。 4 「国民体育大会」の略。
こく‐たい【黒体】
すべての波長の放射を完全に吸収する仮想の物体。白金黒(はっきんこく)などがこれに近い。熱放射のエネルギー測定の基準体としてキルヒホッフが導入。
こく‐たい【国対】
「国会対策委員会」の略。
こくたい‐じ【国泰寺】
富山県高岡市にある臨済宗国泰寺派の本山。山号は摩頂山。嘉暦2年(1327)後醍醐天皇から勅額を受けて慈雲妙意が開山。天文15年(1546)現在地に移転。 北海道釧路総合振興局厚岸(あっけし)...
こくたい‐せいじ【国対政治】
議場での公式の論議によるのではなく、与野党の国会対策委員会(国対)の関係者を中心とした密室での話し合いによって国会が運営されるような政治形態をいう。
こくたいのほんぎ【国体の本義】
昭和12年(1937)文部省が天皇中心の国体護持の立場から編集・発行した国民教化用の出版物。
こくたい‐ふくしゃ【黒体輻射】
⇒黒体放射
こくたい‐ほうしゃ【黒体放射】
一定の温度に保たれ熱平衡状態にある黒体が発する放射。十分に厚く外部からの放射を通さない壁で囲まれた空洞にごく小さな穴を開け、その内部から放出される熱放射を空洞放射といい、黒体放射とみなすことがで...
こくたいめいちょう‐もんだい【国体明徴問題】
昭和10年(1935)国会議員や軍部・右翼が美濃部達吉の天皇機関説を国体に反するとして攻撃した事件。政府は美濃部の著書3冊を発禁にし、国体明徴声明を出した。
こく‐たつ【告達】
[名](スル)役所から民間へ、また、上位者から下位者へ告げ知らせること。また、その内容。「監督官庁から—する」