こく‐せん【国宣】
国司や知行国主がその所領内に公布する文書。「いかでか—をば背(そむ)き申さん」〈今昔・一六・一八〉
こく‐せん【国選】
国家がえらぶこと。官選。
こく‐セン【国セン】
「国民生活センター」の略称。
こくせん‐つきそいにん【国選付添人】
少年審判において少年の付添人として国が選任する弁護士。→国選付添人制度
こくせんつきそいにん‐せいど【国選付添人制度】
少年審判において家庭裁判所が認めた場合に限り、国が費用を出して弁護士を付けられる制度。
こくせん‐べんごにん【国選弁護人】
逮捕・勾留中の被疑者や刑事被告人が貧困などの理由で弁護人を選任できない場合に、被告人の請求または職権により裁判所が選任する弁護人。もと、官選弁護人といった。→私選弁護人 →被疑者国選弁護制度
こくせんやかっせん【国性爺合戦】
浄瑠璃。時代物。五段。近松門左衛門作。正徳5年(1715)大坂竹本座初演。鄭成功の英雄譚に材をとったもので、日本・中国を舞台にした構想雄大な作品。
こく‐ぜ【国是】
国民が認めた、一国の政治の基本的な方針。「中立と平和をもって—とする」
こく‐ぜい【国税】
国が賦課・徴収する租税。所得税・法人税・相続税などの直接税と、酒税などの間接税とがある。→地方税
こく‐ぜい【酷税】
苛酷(かこく)な税。重い租税。重税。