うろこ【鱗】
《「いろこ」の音変化》 1 動物の体を覆って保護する硬い薄片。魚類では真皮から形成されたもの、爬虫(はちゅう)類・鳥類や哺乳類の一部では表皮が角質化したもの。こけら。 2 「鱗形(うろこがた)」...
うち‐せん【内鑯】
刃のついた面が外側に湾曲している鉋(かんな)。桶板(おけいた)の内側や屋根のこけら板などを削るのに用いる。⇔外鑯(そとせん)。
うわ‐ぐら【上鞍】
仮建築の杮葺(こけらぶ)きなどが風に飛ばされるのを防ぐため、2本の丸太を交差させておもしとして置くもの。風除け合掌。
うわさのひろまり【噂のひろまり】
《原題Spreading the News》グレゴリー夫人の戯曲。1幕。1904年、ダブリンのアベイ劇場のこけら落とし作品として初演。
こば‐いた【木羽板/小羽板】
「杮板(こけらいた)」に同じ。
しき‐さんば【式三番】
《「しきさんばん」とも》 1 猿楽に古くから伝わる儀式的な曲。初めは父尉(ちちのじょう)・翁(おきな)・三番猿楽(のちの三番叟(さんばそう))、室町時代以降は千歳(せんざい)・翁・三番叟の三人に...
リブシェ【Libuše】
スメタナのオペラ。全3幕。1869年から1872年にかけて作曲。チェコの伝説の女性リブシェを描いた作品。1881年、プラハ国民劇場のこけら落としで上演された。
まさ‐ぶき【柾葺き】
台形にした杮板(こけらいた)の厚みのあるほうを下に羽重ねにして屋根を葺くこと。
プラハ‐こくみんげきじょう【プラハ国民劇場】
《Národní Divadlo》チェコ共和国の首都プラハにある劇場。新市街に位置する。1881年にネオルネサンス様式で建造。設計は同国の建築家ヨゼフ=ジートクによる。スメタナのオペラ「リブシェ...
やね‐いた【屋根板】
屋根を葺(ふ)くのに用いる板の総称。葺(ふ)き下地となる野地板・杮板(こけらいた)など。サワラ・杉などの木材を薄く割ったもの。