こうろく‐てんさい【鉤勒塡彩】
中国画の技法の一。対象を輪郭線で縁取り、その内側を彩色するもの。特に、花鳥画における黄氏体(こうしたい)の典型的な手法で、徐氏体の没骨(もっこつ)とともに、二大技法とされる。
こじつ‐よみ【故実読み】
漢字で書いた語を古来の慣用に従って読む特別な読み方。「笏(こつ)」を「しゃく」、「即位(そくい)」を「しょくい」、「掃部(かにもり)」を「かもん」と読む類。名目(みょうもく)。名目読み。
こうせい‐りゅう【幸清流】
能の小鼓(こつづみ)方の流派の一。幸(こう)流2世五郎次郎正能の次男久次郎友能と、その子清次郎了能がたてた。清次郎流。
こう‐しょう【黄鐘】
1 中国音楽の十二律の一。音律の基本となる音。日本の十二律の壱越(いちこつ)にあたる。 2 陰暦11月の異称。
こうもん‐さんかく【肛門三角】
左右の坐骨結節(ざこつけっせつ)と尾骨の先端を結ぶ三角形の領域。会陰(えいん)の後方を占め、正中線上に肛門が位置する。肛門部。
こうや‐ひじり【高野聖】
1 地方伝道のために、高野山から派遣された回国の僧。学侶方(がくりょがた)・行人方(ぎょうにんがた)に対して、聖方(ひじりかた)のこと。のちには、高野山の下級の僧。また、その服装をした乞食僧(こ...
こじき‐ぼうず【乞食坊主】
僧をあざけっていう語。こつじきぼうず。
こちょう‐こつ【胡蝶骨】
「蝶形骨(ちょうけいこつ)」に同じ。
こう‐こうがい【硬口蓋】
口蓋の前方の3分の2を占める部分。粘膜に覆われ、深部に上顎骨(じょうがくこつ)・口蓋骨がある。→軟口蓋
こっせい‐めいろ【骨性迷路】
⇒骨迷路(こつめいろ)