あそび‐なかま【遊び仲間】
いっしょになって遊ぶ友達。遊び相手。 [補説]遊ぶことだけで結びついている友達という意味で使うこともある。
あな‐にく【あな憎】
[連語]《感動詞「あな」+形容詞「にく(憎)し」の語幹》ああ憎い。こ憎らしいことだ。「—、ことごとしや」〈源・蓬生〉
あまり‐あ・る【余り有る】
[連語] 1 さらに十分な余裕がある。十分である。「功績が過失を償って—・る」 2 どんなに…してもまだ十分でない。「彼の死は惜しんでも—・ることだ」
あら‐なくに
[連語]《動詞「あり」の未然形+打消しの助動詞「ず」のク語法+格助詞「に」》 1 ないことだなあ。ないことよ。「乎布(をふ)の崎漕ぎたもとほりひねもすに見とも飽くべき浦に—」〈万・四〇三七〉 2...
あり・うる【有り得る】
[動ア下二][文]あり・う[ア下二] 1 起こる可能性がある。当然考えられる。「すでに手遅れということも—・うる」「事故の発生は—・うることだ」 2 世の中にあることができる。生きていくことがで...
あん◦なり
[連語]《動詞「あり」の連体形に伝聞推定の助動詞「なり」の付いた「あるなり」の音変化》あるようだ。あるということだ。あなり。「世の中に物語といふものの—◦なるを」〈更級〉
いい‐くら・す【言(い)暮(ら)す】
[動サ五(四)]そのことだけを言って日を過ごす。「暑い暑いと—・しているうちに」「昔のことばかり—・す」
いいっ‐ぱなし【言いっ放し】
《「いいはなし」の音変化》言いたいことだけを言うこと。言うだけでそのままになっていること。言い捨て。「反対意見を—のまま、あとは知らん顔をしている」
いい‐にく・い【言い難い】
[形][文]いひにく・し[ク] 1 口に出すことがためらわれる。言いづらい。「—・いことだが、あえて言おう」 2 発音しにくい。「—・い台詞(せりふ)」
言(い)うに及(およ)ばず
言うまでもない。もちろんのことだ。「国内は—、海外にまで知られた作曲家」