もうこ‐のうま【蒙古野馬】
ウマ科の哺乳類。現存する唯一の野生馬で、モンゴル南西部の草原に分布。体高約1.2メートル。たてがみは直立し、家畜馬のように垂れることはない。ヨーロッパに初めて紹介した探検家の名にちなみ、プルジェ...
右(みぎ)の耳(みみ)から左(ひだり)の耳(みみ)
右の耳から入ったことが左の耳からすぐ抜けていく。聞いたことを片っ端から忘れてしまうことのたとえ。籠耳(かごみみ)。 [補説]ふつう、「左の耳から右の耳」と言うことはない。
ポーポー【pawpaw/papaw】
バンレイシ科の落葉小高木。葉は長卵形。春、葉より先に紫褐色の花を開く。秋に、アケビのように円筒形の果実が2、3個ずつつき黄色に熟するが、裂けることはない。果肉に甘みと香りがある。北アメリカの原産...
勝(まさ)るとも劣(おと)ら◦ない
それ以上ではあっても劣っていることはない。互角またはそれ以上である。「入選作に—◦ない出来映え」
また‐と【又と】
[副](あとに打消しの語を伴って) 1 同じような事態はもう起こらないだろうという気持ちを表す語。二度とふたたび。「彼らとは—会うことはないだろう」 2 同じような事物は、ほかにはないだろうとい...
右(みぎ)から左(ひだり)
受け取った金品を、すぐまた他の人に渡して、手元にとどめおかないこと。「給料をもらっても—へなくなってしまう」 [補説]ふつう、「左から右」と言うことはない。
の‐だろ◦う
[連語]《準体助詞「の」+断定の助動詞「だ」の未然形+推量の助動詞「う」。話し言葉では「んだろう」とも》 1 念を押したり、確かめたりする意を表す。「われわれも参加できる—◦う」「格別変わったこ...
女房(にょうぼう)の妬(や)くほど亭主(ていしゅ)もてもせず
妻というものは、とかくやきもちをやくものだが、夫は妻が考えるほどもてることはないということ。
男子(だんし)の一言(いちげん)金鉄(きんてつ)の如(ごと)し
男がいったん口に出した言葉は、堅く守って破ることはない。
てり‐あわ・す【照(り)合(わ)す】
[動サ五(四)]照らし合わせる。「そりゃあ時間表に—・すと分らないことはないだろう」〈泡鳴・断橋〉 [動サ下二]「てりあわせる」の文語形。