き‐の‐どく【気の毒】
[名・形動](スル)《もと、自分の気持ちにとって毒になることの意で、「気の薬(くすり)」に対する語》 1 他人の不幸や苦痛などに同情して心を痛めること。また、そのさま。「お—に存じます」「—な境...
はん‐てん【反転】
[名](スル) 1 ころぶこと。ひっくり返ること。また、ころがすこと。ひっくり返すこと。「マットの上でからだを—する」「明暗が—する」 2 位置・方向・順序などが反対になること。また、反対にする...
し‐たて【仕立て】
1 作り上げること。特に、衣類を縫って作ること。また、そのできばえ。「—のよい背広」「正絹—」 2 目的に合わせて作り上げること。また、それらしく作り上げること。「ミュージカル—の劇」「和風—の...
さる‐こと【然る事】
[連語] 1 そのようなこと。そういうこと。そんなこと。「—はさておき」 2 いうまでもないこと。もちろんのこと。もっともなこと。「日ごろの心がけも—ながら」 3 たいしたこと。りっぱなこと。「...
つね【常/恒】
1 いつでも変わることなく同じであること。永久不変であること。「有為転変の、—のない世」 2 いつもそうであること。ふだん。平素。「—と変わらぬ笑顔」「朝の散歩を—とする」 3 特別でないこと。...
ろう‐ろう【牢籠】
1 引きこもること。勤務につかないこと。「上卿皆以て辞退し—の間、自ら懈怠を致すなり」〈中右記・寛治七年一〇月〉 2 苦しみこまること。困窮すること。「神主—の事ありて」〈著聞集・一〉 3 衰え...
ばか【馬鹿/莫迦】
[名・形動]《(梵)mohaの音写。無知の意。「馬鹿」は当て字》 1 知能が劣り愚かなこと。また、その人や、そのさま。人をののしっていうときにも用いる。あほう。「—なやつ」⇔利口。 2 社会的な...
あくま‐の‐しょうめい【悪魔の証明】
1 ローマ法において、所有権の帰属を証明することが困難であることを比喩的に表現した語。ローマ法の原則に従うと、現に他人が占有しているものの所有権が自分にあることを証明するには、最初の所有者までさ...
たち【立ち】
[名] 1 立つこと。また、立っていること。「お—の方は速やかに御着席下さい」 2 旅立つこと。旅に出ること。出発。→御立(おた)ち「だから松野さんが—を延ばしなすったのです」〈木下尚江・良人...
ぶ‐さた【無沙汰/不沙汰】
[名](スル) 1 長い間訪問や音信をしないこと。無音(ぶいん)。「—をわびる」「久しく御—しました」 2 処置・指図などをしないこと。「是を—にてさしおかば」〈太平記・三三〉 3 注意をおこた...