こな‐ごな【粉粉】
[形動][文][ナリ]ごく細かに砕けるさま。こなみじん。「ガラスが—に割れる」
こな‐さま【此方様】
[代]《「こなたさま」の音変化》二人称の人代名詞。あなたさま。おまえさま。女性が相手を敬い、または親しんで呼ぶのに用いる。「—の評判いろいろに聞いた故」〈浄・曽根崎〉
こな‐さん【此方様】
[代]二人称の人代名詞。「こなさま」のくだけた言い方。あんた。おまえさん。「—の孝行の道さへ立てば、わしも心は残らぬと」〈浄・宵庚申〉
こな‐ざとう【粉砂糖】
純度の高いグラニュー糖などの砂糖を、細かくすりつぶしたもの。製菓材料としてデコレーションやアイシングに用いられる。粉糖。パウダーシュガー。
こなし【熟し】
1 こなすこと。 2 物を取り扱うこと。処理すること。運用。「着—」 3 からだの動かしかた。「身の—」 4 歌舞伎の舞台で、俳優がせりふなしで演じるしぐさ。「花道で思い入れの—があって」 5 ...
こ‐なし【小梨】
バラ科の落葉小高木。葉は長楕円形。4、5月ごろ、白色の花を開き、果実は球形で、黄色に熟す。ずみ。《季 実=秋 花=春》
こ‐な・す【熟す】
[動サ五(四)]《粉(こ)に成す、の意》 1 食べた物を消化する。「胃腸で食物を—・す」 2 かたまっているものを細かく砕く。「畑の土を—・す」 3 技術などを習って、それを思うままに使う。また...
こ‐なすび【小茄子】
サクラソウ科の多年草。原野や道端に生え、高さ5〜20センチ。葉は卵形で、対生する。夏、黄色い5弁花をつけ、実は形がナスに似る。
こな‐ずみ【粉炭】
木炭が砕けて細かくなったもの。《季 冬》「—のよく起きてゐる灰の中/立子」
こな‐せっけん【粉石鹸】
粉末状の石鹸。ソーダ石鹸を加熱乾燥し、粉砕して作る。洗濯用。