そん・する【存する】
[動サ変][文]そん・す[サ変]《「そんずる」とも》 1 存在する。ある。「古くから当地に—・する風習」 2 生きている。生きながらえる。生存する。「この世に人類の—・する限り」 3 無くならず...
ぞく‐せけん【俗世間】
1 一般の人々が日常の暮らしをしているこの世。俗世。「—のわずらわしいつきあい」 2 求道・修行に無関心な世俗の世界。出家しない者の世の中。俗人の世の中。俗世。
ぞん‐じょう【存生】
[名](スル)この世に生きていること。存命。生存。「我が身が—せる間に於ては」〈逍遥・内地雑居未来之夢〉
ぞん‐めい【存命】
[名](スル)この世に生きていること。「父の—中はお世話になりました」「祖父母とも—しております」
たい‐てん【戴天】
天をいただくこと。この世に生きてあること。「不倶(ふぐ)—」
たぐ・う【類う/比う】
[動ワ五(ハ四)] 1 同等のものとして肩を並べる。匹敵する。「この世に—・うべきものがない」 2 並ぶ。添う。「たぐひよく—・へる妹を」〈孝徳紀・歌謡〉 3 共に行く。伴う。「雪あられなどの...
多生(たしょう)の縁(えん)
この世に生まれ出るまで、何度も生死を繰り返している間に結ばれた因縁。前世で結ばれた縁。「袖振り合うも—」 [補説]「他生の縁」とも書く。
ち‐き【知己】
1 自分のことをよく理解してくれている人。親友。「この世に二人とない—を得る」 2 知り合い。知人。「—を頼って上京する」
ち‐じょう【地上】
《古くは「ちしょう」》 1 地面の上。「—8階建て」⇔地下。 2 この世。「—の楽園」 [補説]書名別項。→地上
ちり‐の‐よ【塵の世】
けがれたこの世。濁世。「神も交はる—の、花や心に任すらん」〈謡・小塩〉