もの‐よみ【物読み】
書物を読むこと。特に、漢籍を素読すること。「この客僧は、わが—のお師匠なり」〈浮・五人女・五〉
もみ‐け・す【揉み消す】
[動サ五(四)] 1 火のついたものをもんで消す。「タバコの火を—・す」 2 自分に都合の悪い事件やうわさなどが表沙汰になるのを、手段をつくして抑える。「スキャンダルを—・す」 3 強大なものが...
もみじ‐マーク【紅葉マーク】
《紅葉のように見えることから》「高齢運転者標識」の通称。平成9年(1997)導入。平成23年(2011)に「四つ葉マーク」にデザインが変更されたが、この標識も使うことができる。
もむ‐にれ【もむ楡】
「もむ」は「百(もも)」で、多くのニレの木の意か。また、一説に、ニレの一種ともいう。「この片山の—を五百枝(いほえ)剝(は)ぎ垂れ天照るや日の異(け)に干し」〈万・三八八六〉
もも‐くさ【百種】
たくさんの種類。さまざま。くさぐさ。「この花のひとよの内に—の言(こと)そ隠(こも)れるおほろかにすな」〈万・一四五六〉
ももやま【桃山】
京都市伏見区の地名。宇治川の北岸に位置する。豊臣秀吉が伏見城を築き、その跡一帯に桃の木を植えたのでこの名があるという。桓武・明治両天皇陵がある。
もやい‐かかり【舫い繋り】
1隻の船から錨(いかり)を下ろし、この船に他の船がつなぎ合わされて、幾艘(そう)もの船が停泊すること。
もらい‐ゆ【貰い湯】
1 よその家の風呂に入れてもらうこと。 2 江戸時代、正月と盆の16日の銭湯。この日、三助(さんすけ)が客からの祝儀をもらうことになっていた。「—に入りて六欲の皮を磨(すりむ)き」〈滑・浮世風呂・前〉
もら・う【貰う】
[動ワ五(ハ四)] 1 贈られたり頼んだりして受け取り、自分のものとする。「金を—・う」「便りを—・う」「賞を—・う」「元気を—・う」「勇気を—・う」 2 頼んで手に入れる。得る。「許可を—・う...
モラバ【Morava】
チェコ東部、ドナウ川に注ぐモラバ川に沿う地域。9世紀に大モラビア王国があった。1918年にチェコスロバキアの一部となり、1993年、チェコとスロバキアとの分離に伴いチェコの東半部になる。モラビア。