こ‐よしきり【小葦切】
スズメ目ヨシキリ科ヨシキリ属の鳥。全長14センチくらい。姿はウグイスに似る。鳴き声はオオヨシキリより細く甲高い。《季 夏》
こよ‐な・い
[形][文]こよな・し[ク] 1 この上ない。格別だ。「—・き幸せ」「昔の友人に対して—・い弁明の機会であった」〈中勘助・鳥の物語〉 2 他と比べて、または以前と比べて、ひどく違っている。かけ離...
こよ‐なく
[副]《形容詞「こよなし」の連用形から》この上なく。古くは単に程度のはなはだしいことを表したが、現代では文語的な表現として賛美の情感を伴って用いられる。「信州の山々を—愛した作家」
こ‐よみ【暦】
《「日(か)読み」の意》 1 時の流れを年・月・週・日の単位で区切り、わかりやすくした体系。日本では推古10年(602)百済から伝えられた中国暦、貞享元年(1684)渋川春海によって作成された貞...
こよみ【暦】
壺井栄の中編小説。昭和15年(1940)、「新潮」誌に発表。翌昭和16年(1941)、第4回新潮社文芸賞受賞。
こよみ‐こもん【暦小紋】
暦の文様を染め出した小紋。江戸時代、元禄年間(1688〜1704)に流行。
こよみ‐で【暦手】
「三島手(みしまで)」に同じ。
こよみ‐の‐そう【暦の奏】
⇒御暦(ごりゃく)の奏
こよみ‐の‐はかせ【暦の博士】
1 律令制で、中務省(なかつかさしょう)陰陽寮(おんようりょう)に属し、暦を作り、暦生の教育をつかさどった職員。れきはかせ。 2 陰陽師をいう。
こ‐より【紙縒り/紙撚り/紙捻り】
《「かみより」の音変化した「かうより」の音変化》細く切った紙をひねってひも状にしたもの。紙をとじたり細工物の材料とする。かんぜより。