にれけのひとびと【楡家の人びと】
北杜夫の長編小説。第1部および第2部は「新潮」誌で昭和37年(1962)から昭和39年(1964)にかけて連載。これに書き下ろしの第3部を加えて昭和39年に刊行。同年、第18回毎日出版文化賞受賞...
にん‐しょう【人称】
文法範疇(はんちゅう)の一。動作の主体が話し手・聞き手・第三者のいずれであるかの区別。それぞれ、第一人称(自称)・第二人称(対称)・第三人称(他称)とよび、いずれかはっきりしない場合、これを不定...
にんい‐しょうきゃく【任意消却】
株主の同意により、会社が自己株式を取得した後に、これを消却すること。→強制消却
にんい‐さいけん【任意債権】
本来は特定の給付を目的とするが、他の給付をもってこれに代えることのできる債権。
にわ‐こ【庭籠】
庭に置き小鳥などを入れて飼うかご。「三十七羽すぐりて、これを—に入れさせ」〈浮・男色大鑑・八〉
ねつりきがく‐の‐ほうそく【熱力学の法則】
熱力学の基礎をなす三法則。(1)第一法則。物体に外部から加わった仕事と熱量との和は、内部エネルギーの増加に等しいという法則。熱と仕事は等価で、熱を含めてエネルギーは保存される。(2)第二法則。熱...
ネマチック‐じょうたい【ネマチック状態】
《nematic state》液晶の状態の一種。棒状分子の配列が長軸方向にそろっているが、隣どうしは不規則である状態。電圧を加えると分子の配列が乱れて透明度が変わる計器の表示装置や小型テレビ画面...
にほんこくけんぽう‐だいにじゅうじょう【日本国憲法第二十条】
日本国憲法第3章「国民の権利及び義務」の条文の一。信教の自由について規定する。 [補説]日本国憲法第20条1 信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又...
のち‐のち【後後】
1 それよりずっとあと。また、これから先。将来。「—まで語り継がれる」「—役立つだろう」 2 死者の法事をする7日目ごとの日。「—の御業(わざ)など孝じ仕うまつり給ふさまも」〈源・賢木〉
の‐ちょう【野帳】
1 江戸時代、検地の際に野外で記入した仮の帳簿。これを清書したものを清野帳(せいのちょう)といい、検地帳作成の際の基礎帳簿とした。やちょう。 2 会葬者の名を記す帳面。