こわ・す【壊す/毀す】
[動サ五(四)] 1 物に力を加えてもとの形を崩したり、失わせたりする。砕いたり破ったりして使用できないようにする。破壊する。「家を—・す」「コップを—・す」「おもちゃを—・す」 2 機能をもっ...
こわ‐そうぞく【強装束】
公家の装束で、袍(ほう)や直衣(のうし)などの地質にのりを固く引き、冠帽類には漆を厚く塗って、折り目をつけた形の着装様式。平安末期から流行した。こわしょうぞく。→萎装束(なえそうぞく)
こ‐わたり【古渡り】
室町時代またはそれ以前に渡来したこと。また、その織物・器物など。珍重された。本(もと)渡り。古渡(こと)。「—のサラサ」「—の珊瑚(さんご)」→今渡り
こわ‐だか【声高】
[形動][文][ナリ]話し声の調子が高く大きいさま。「—な声で話す」「—にののしる」
こわ‐だんぱん【強談判】
主張を通そうと強い調子でかけあうこと。強硬な談判。「—に及ぶ」
こ‐わっぱ【小童】
《「こわらは」の音変化》子供や未熟者をののしっていう語。小僧。若僧。「—のくせに口出しをするな」
こわ‐つき【声付き】
声のようす。こえつき。「かへすがへす申しあぐる—、いと頼もしげなれど」〈狭衣・四〉
こわ‐づかい【声遣い】
声の出し方。物の言い方。口調。「—ノ悪イ人」〈和英語林集成〉
こわ‐づくり【声作り】
[名](スル) 1 わざと声を作って言うこと。こわづくろい。「—して話す」 2 せきばらい。しわぶき。こわづくろい。「御殿ごもりなどする程に、うち—して、孫王の君はここにかと宣へば」〈宇津保・国譲上〉
こわ‐づく・る【声作る】
[動ラ四] 1 ことさら声を繕って言う。作り声をする。「うち—・りて申し出で給ふことぞかし、いとあやし」〈栄花・月の宴〉 2 声やせきで合図をする。せきばらいをする。「格子のもとによりて、—・れ...