こん
[副] 1 かたい物を打ったり、かたい物が触れ合ったりしたときの音を表す語。「—、—とくいを打つ」 2 強くせきをする声を表す語。「—とせきをする」 3 狐の鳴き声を表す語。「—ときつねがなきゃ...
こん
[接尾]名詞に付いて、語調を整えるのに用いる。「まづ売りませう。す—はじかみ—す—」〈狂言記・酢薑〉 [補説]昔、振り売りの商人が売る品物の名の下に添えて呼んだ語。
こん‐あつ【根圧】
根が地中から吸収した水を地上の茎や葉に押し上げる圧力。道管内の水を押し上げる根の圧力。
こん‐あん【今案】
いま新しく思いついた考え。「—の我見の安立を捨てて、一向仏制に順ずべきなり」〈正法眼蔵随聞記・三〉
こんあん‐いらく【今案意楽】
今の考えをすばらしいものと思い楽しむこと。
こん‐い【婚衣】
一部の鳥の繁殖期だけにみられる美しい羽色。一般に雄のほうに著しい。婚羽。
こん‐い【袞衣】
「こんえ(袞衣)」に同じ。
こん‐い【懇意】
[名・形動] 1 親しく交際していること。仲よくつきあうこと。また、そのさま。「一〇年来—にしている」「—な間柄の人」 2 親切な心。「御—の段忝存まする」〈伎・幼稚子敵討〉
こん‐いつ【混一】
[名](スル)一つにまとめること。まぜて一つにすること。「下等人民を煽動して貧富を—し社会の秩序を紊乱せんとし」〈鉄腸・花間鶯〉
こん‐いつ【渾一】
いろいろなものがとけ合って、一つになること。「—体」