こんみり
[副]濃厚なさま。味がこってりとして深みのあるさま。「煎(せん)じ茶に寄る夫婦の縁御中(おんなか)こちごち—とこそなりにけれ」〈浄・善光寺御堂供養〉
こん‐みん【昏眠】
意識の混濁が中等度の状態。寝たままで動かず、強い刺激には反応するが覚醒せず、失禁などがみられ、その状態を覚えていない。
こんみん‐とう【困民党】
明治中期、負債の利子の減免などを要求して騒動を起こした農民組織。松方財政下の不況によって養蚕・製茶などの副業に打撃を受けた関東・中部地方の農民が組織し、秩父事件・群馬事件などにも参加した。借金党...
こん‐むらご【紺村濃/紺斑濃】
染め色の名。地を薄い紺色にし、所々を濃い紺色に染めたもの。こむらご。「—の直垂(ひたたれ)に」〈古活字本保元・中〉
こん‐めい【昏迷】
[名](スル) 1 (「混迷」とも書く)道理に暗くて、分別の定まらないこと。昏惑。「苦しき—が彼女を襲った」〈宮本・伸子〉 2 意識はあるが、外部からの刺激に反応しない状態。
こん‐めい【昏冥】
暗いこと。暗くてようすのわからないこと。「天地—」
こんめい【昆明】
中国雲南省の省都。標高1900メートルの雲貴高原にあり、気候は温暖で、景勝地も多い。ベトナム・ミャンマーなどへの交通の要地。クンミン。人口、行政区304万(2000)。
こん‐めい【混迷】
[名](スル) 1 混乱して、分別に迷うこと。複雑に入りまじって、見通しがつかないこと。「政局が—してきた」 2 ⇒こんめい(昏迷)1
こん‐めい【渾名/諢名】
「あだな(渾名)」に同じ。
こん‐めい【懇命】
ねんごろな仰せ。親切な心添え。