殷鑑(いんかん)遠(とお)からず
《「詩経」大雅・蕩から》殷が鑑(かがみ)とすべき手本は、遠い時代に求めなくても、同じく悪政で滅んだ前代の夏(か)にある。戒めとすべき例はごく身近なところにあるものだというたとえ。
インパルス【impulse】
《衝撃、衝動の意》 1 神経線維の中を伝わっていく活動電位。伝導速度は有髄神経か無髄神経かなどによって異なる。神経衝撃。 2 ごく短時間に回路に流れる大電流・電圧。落雷の際の電流など。衝撃電流。...
インフレーション‐うちゅう【インフレーション宇宙】
宇宙創世のごく初期に、指数関数的な急膨張があったとする説。1981年に佐藤勝彦とアラン=グースは、「真空の相転移」が生じて莫大なエネルギーが解放され、超高温の宇宙が加速膨張したという説をそれぞれ...
インボリュート‐はぐるま【インボリュート歯車】
インボリュートを歯形に用いた歯車。曲線が単純で作りやすく、中心距離が多少増減してもかみ合いに影響がない。ごく一般的な歯形。
イーモード‐へんこう【Eモード偏光】
宇宙背景放射の電磁波に見られる偏光成分の一。宇宙の再電離で生じた電子のトムソン散乱によって生じる。宇宙背景放射のごくわずかな温度揺らぎ(密度ゆらぎ)と相関をもつ。宇宙背景放射探査機WMAPにより...
うえだ‐じょう【上田城】
上田市にある旧上田藩の城。天正11年(1583)から同13年にかけて真田昌幸(さなだまさゆき)が築城。二度の徳川軍との戦いののちに破壊。元和8年(1622)仙石忠政(せんごくただまさ)が入封して...
う‐ごく【右獄】
平安時代、京都の左右両京に設けた獄舎のうち、右京にあった獄舎。西獄(さいごく)。⇔左獄。
うす‐がみ【薄紙】
ごく薄手の紙。→薄様(うすよう)
うすば‐かげろう【薄翅蜉蝣】
脈翅(みゃくし)目ウスバカゲロウ科の昆虫。体長約3.5センチでトンボに似るが、飛び方は弱々しい。触角は太く目立つ。翅(はね)は透明で柔らかく、網状の脈がある。6〜10月に羽化。幼虫は、蟻地獄(あ...
うすゆき‐こんぶ【薄雪昆布】
ごく薄く削った白色のおぼろ昆布。