こ‐ろう【孤陋】
世間から離れて、見識が偏り、狭いこと。「独学—といへど」〈胆大小心録〉
こ‐ろう【鼓楼】
寺院で、時を知らせる太鼓をつるす建物。古くは鐘楼に相対して建てられた。くろう。
ころ・う【嘖ふ】
[動ハ四]《しかる意の「嘖(こ)る」に反復継続の助動詞「ふ」の付いた「こらふ」の音変化か》声をあげてしかる。「誰そこの我がやど来呼ぶたらちねの母に—・はえ物思ふ我を」〈万・二五二七〉
ころう‐ぞく【孤老族】
独り暮らしの、65歳以上の老人。
ころ‐おい【頃おい/比おい】
1 ころ。その時分。「早春の—」 2 程度。ほどあい。「ちょうどよい—」 3 当節。今の時世。「内裏(うち)わたり心にくくをかしき—なり」〈源・真木柱〉
ころ‐がき【転柿/枯露柿】
渋柿の皮をむき、天日で干した後、むしろの上でころがして乾燥させたもの。表面に白い粉をふき、甘い。《季 秋》
ころがし【転がし】
1 ころがすこと。ころばし。 2 アユ釣りで、釣り糸に多くの掛け針を付け、重りを水底で転がして魚をひっかけて釣る方法。ころがしづり。かけづり。 3 値をつり上げるために転売を重ねること。「土地の—」
ころが・す【転がす】
[動サ五(四)] 1 力を加えて転がるようにする。ころころと回転させて動かす。「丸太を—・す」「車を—・す(=自動車を運転する)」 2 立っているものを倒す。ひっくり返す。横転させる。「テーブル...
ころがり‐お・ちる【転がり落ちる】
[動タ上一][文]ころがりお・つ[タ上二] 1 転がりながら落ちる。ころげおちる。「ベッドから—・ちる」「斜面を—・ちる」 2 高い地位から一挙に低い地位に下る。ころげおちる。「日本一の王座から...
ころがり‐こうりょく【転がり抗力】
⇒転がり抵抗