ご‐さん【五三】
1 五と三。 2 《「五十三匁」の略から》近世、京都島原の太夫(たゆう)の揚げ代。また、太夫のこと。「一の女郎の値段を五十三匁と定め、これを—と言ひ」〈浮・御前義経記・一〉
ご‐さん【五山】
《「ござん」とも》格式の高い、五つの大きな寺。 1 インドの祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)・竹林精舎・大林精舎・鹿園(ろくおん)精舎・那爛陀(ならんだ)寺の五精舎。 2 中国の径山(きんざん)寺・...
ご‐さん【午餐】
[名](スル)昼の食事をとること。昼食。「友人を招いて—する」「—会」
ごさん【御傘】
江戸初期の俳諧式目書。10冊。松永貞徳著。慶安4年(1651)刊。俳諧用語をいろは順に整理し、指し合い・去り嫌い・句数(くかず)を説いたもの。俳諧御傘。おからかさ。ぎょさん。
ご‐さん【誤算】
[名](スル) 1 計算をまちがえること。また、その計算。 2 推測や予想に誤りがあること。見込み違い。読み違い。「相手の能力を—していた」
ごさん‐かじょ【互散花序】
⇒蠍状(さそりじょう)花序
ごさんか‐りん【五酸化燐】
燐が燃えたときに生じる白色の粉末。水に溶かすと燐酸になる。吸湿性が強く、乾燥剤・脱水剤に使われる。五酸化二燐。化学式P2O5
ご‐さんきょう【御三卿】
徳川将軍家の一族で、田安・一橋・清水の三家をさす。田安は8代将軍吉宗の子で宗武、一橋は同じく宗尹(むねただ)、清水は9代将軍家重の子で重好に始まる。三卿。
ご‐さんけ【御三家】
徳川家康の第9子義直を祖とする尾州家、第10子頼宣(よりのぶ)を祖とする紀州家、第11子頼房を祖とする水戸家のこと。 ある方面で有力、または有名な三人。「業界の—」「演歌の—」
ごさん‐じっせつ【五山十刹】
臨済宗で、五山と十刹。ごさんじっさつ。