ござ‐うち【茣蓙打ち】
1 ござを編むこと。また、その職人。 2 表面に畳表をつけること。また、それをつけたもの。特に、足の裏に当たる部分に畳表を張った下駄。表付き。
ござえもんざかのあだうち【五左衛門坂の敵討】
中村彰彦の短編歴史小説、および同作を表題作とする小説集。作品集は平成4年(1992)の刊行。平成5年(1993)、第1回中山義秀文学賞受賞。
ござ‐ござ
《「こざこざ」とも》 [副](スル)細かく入りまじっているさま。「たとい叢脞(そうざ)なる(—したる=注)職務と雖も」〈中村訳・西国立志編〉 [名]こまごましたもの。「此の外に—が惣〆(そう...
ござござ‐ぶね【ござござ船】
《人がごちゃごちゃ入りまじって乗るところから》乗り合い船。「老いも若いも下人も主も、男女が—に」〈浄・今宮の心中〉
ござ‐そうろ・う【御座候ふ】
[動ハ四]《「ござある」の「ある」を「候ふ」にしたもの》 1 「ござある」の尊敬語・丁寧語。いらっしゃいます。ございます。「山居し給ふお僧の—・ふが」〈謡・芭蕉〉 2 (補助動詞)補助動詞「ござ...
ご‐ざしょ【御座所】
天皇など高貴な人の居室。おましどころ。御座の間。
ござっそ【五雑俎/五雑組】
中国、明末の随筆。16巻。謝肇淛(しゃちょうせい)著。1619年成立。明代の政治・経済・文化・科学などを、天・地・人・事・物の5類に分けて考証したもの。
ござ‐づつみ【茣蓙包み】
1 ござで包むこと。また、その包んだもの。 2 江戸時代、乗り物を許された大名以下の武士が通常用いた駕籠(かご)。御座包み。
ござ‐な・い【御座無い】
[形][文]ござな・し[ク]《「御座」+形容詞「ない」から》 1 「ない」の意の丁寧語。ありません。「いやいやさやうの事では—・い」〈虎清狂・薬水〉 2 「いない」の意の尊敬語。いらっしゃらない...
ござ‐なおし【御座直し】
1 謁見のときに主君が自らの座を移して、相手に敬意を表すこと。「—の侍、御目見得の時、君の御座を直し給ふは臣下の面目也」〈松屋筆記〉 2 《御寝所を整える女の意から》めかけ。「この奉公に出る女を...