ごじし‐の‐にょい【五獅子の如意】
表に三鈷杵(さんこしょ)、裏に5匹の獅子を彫った如意。東大寺東南院に所蔵され、興福寺の法会で講師が手に持った。
ご‐じしゃ【五侍者】
禅宗で、住持に従う五人の僧。焼香侍者・書状侍者・請客侍者・湯薬侍者・衣鉢侍者。
ごじ‐そう【護持僧/御持僧】
祈祷(きとう)を行う僧の職。清涼殿の二間(ふたま)に侍して、天皇の身体護持のために祈祷を行った僧。桓武天皇の代から始まり、東寺・延暦寺・園城寺の僧の中から選出された。夜居(よい)の僧。
ごじっパーセント‐ちしりょう【五十パーセント致死量】
⇒エルディーごじゅう(LD50)
ごじっぽ‐ひゃっぽ【五十歩百歩】
《戦闘の際に50歩逃げた者が100歩逃げた者を臆病だと笑ったが、逃げたことには変わりはないという「孟子」梁恵王上の寓話から》少しの違いはあっても、本質的には同じであるということ。似たり寄ったり。...
ご‐じつ【後日】
その日よりあとの日。ある出来事よりもあとの日。他日。「—伺います」「—になって真相を知る」 [補説]古くは「ごにち」「こうじつ」ということが多かった。
ご‐じつ【期日】
予定している日。期限となっている日。約束の日。きじつ。「—わづかに過ぎければ、法を犯す咎(とが)ありとて」〈太平記・三九〉
ごじつ‐たん【後日譚】
⇒後日談
ごじつ‐だん【後日談】
ある事件や物語などが一段落ついた、その後の話。後日譚(たん)。シークエル。⇔前日譚。
ごじつのはなし【後日の話】
河野多恵子の長編小説。平成11年(1999)刊行。17世紀のイタリアを舞台に、死刑囚の夫に鼻を食いちぎられた新妻の数奇な人生を描く。