ご‐す【呉須】
1 磁器の染め付けに用いる鉱物質の顔料。酸化コバルトを主成分として鉄・マンガン・ニッケルなどを含み、還元炎により藍青色ないし紫青色に発色する。天然に産した中国の地方名から生まれた日本名で、現在で...
ご・す
[動サ特活]《「ごっす」の音変化》「ある」の意の丁寧語。あります。多く補助動詞として用いる。「牛は至極高味で—・す」〈魯文・安愚楽鍋〉
ご・す【後す】
[動サ変]後になる。「おなじ疵(きず)つけながらも—・して身のあたとなり」〈浮・男色十寸鏡〉
ごす‐あおえ【呉須青絵】
呉須赤絵と同じ製法で、青を基調としたもの。青呉須。
ごす‐あかえ【呉須赤絵】
呉須手(ごすで)の五彩磁器。赤を基調とした奔放な上絵付けがあるもの。赤呉須。
ご‐すい【五衰】
仏語。天人の死に際して現れるという5種の衰えの相。経説により差異があり、涅槃経(ねはんぎょう)では、衣装にあかがつく、頭上の花冠がしぼむ、からだが臭くなる、脇の下に汗が流れる、本来いるべき座にい...
ご‐すい【午睡】
[名](スル)昼寝をすること。《季 夏》
ごすい‐もじ【御推文字】
《「御推量」などの略に「文字」を添えた語》「御推量」「御推察」をいう女性語。「皆々様—被下度(くだされたく)候(そろ)」〈紅葉・二人女房〉
ご‐すう【語数】
語のかず。単語数。
ごす‐さま【御所様】
《「ごす」は「ごしょ」の音変化》摂関家・大臣家などの子がその父を呼ぶ語。