にしゴート‐ぞく【西ゴート族】
ゲルマン民族の一部族。3世紀ごろまでにドナウ川下流の北方に定着・居住したが、フン族の圧迫を受けてローマ領内へ移動。これが民族大移動の契機となった。その後も西進を続け、418年、イベリア半島に西ゴ...
にせんしちねん‐もんだい【二〇〇七年問題】
昭和22年(1947)から昭和24年(1949)に生まれた団塊の世代の労働者が60歳定年を迎え、平成19年(2007)をピークに一斉に退職することにより発生すると予想された問題の総称。労働力の不...
にせものがたり【仁勢物語】
仮名草子。2巻。作者未詳。寛永17年(1640)ごろ成立。伊勢物語をもじって、当時の世相・風俗を滑稽に描いた。
にぶんのいち‐せいじんしき【二分の一成人式】
10歳に達した人を祝う儀式。→成人式 [補説]2000年代ごろから、小学4年生を対象とする学校行事として広まった。
にほん‐おおかみ【日本狼】
イヌ科の哺乳類。かつて本州・四国・九州に分布していたが、1905年奈良県で捕獲されたのを最後に絶滅。オオカミとしては最も小形。北海道にいて1900年ごろ絶滅したエゾオオカミとは、亜種あるいは種が...
に‐く【二九】
1 2と9とを掛けること。 2 18歳のこと。特に、娘ざかりの年ごろ。
にゅう‐し【乳歯】
哺乳類でふつう1回換歯するうちの、最初の歯。人間では生後6か月ごろから生えはじめ、10歳前後に永久歯と抜け替わる。ふつう、20本。脱落歯。
にょうぼう‐ことば【女房詞】
室町初期ごろから、宮中に仕える女房が、多く衣食に関して用いた一種の隠語。のち、将軍家に仕える女性、さらに町家の女性にまで普及し、現代の一般語になったものもある。省略や言い換えを行ったものが多い。...
にゅう‐ばい【入梅】
雑節の一。太陽の黄経が80度に達した日で、6月11日ごろ。気象では梅雨に入る日をさし、地域や年により異なる。つゆいり。《季 夏》「—や墓さむげなる竹のつゆ/芭蕉」⇔出梅。
にりん‐そう【二輪草】
キンポウゲ科の多年草。各地の林縁などに群生する。高さは約15センチ。葉はふつう三つに深く裂けている。4月ごろ、白い花びら状の萼(がく)をもつ花が、ふつう二つ咲く。《季 春》