さい‐きん【最近】
1 現在より少し前のある時。また、少し前から現在までの間。副詞的にも用いる。「つい—の出来事」「—まで知らなかった」「—は連絡がない」「—感動した本」 2 もっとも近いこと。「太陽に—の天体」 ...
ごろ‐つ・く
[動カ五(四)] 1 ごろごろと音をさせる。「遠くで雷が—・きだした」 2 ごろごろと転がる。また、物がごろごろしている。「この道は石が—・いて歩きにくい」 3 一定の住所、職業もなくぶらぶらし...
ごろう・じる【御覧じる】
[動ザ上一]《「ごろう(御覧)ず」(サ変)の上一段化》 1 「ごろうず1」に同じ。「細工は流流、仕上げを—・じろ」「玄宗の此を—・じてなをなをひさうさしむたぞ」〈玉塵抄・二〇〉 2 (補助動詞)...
かぎり‐の‐たいこ【限りの太鼓】
江戸時代、上方(かみがた)の遊郭で大門をしめる時刻を知らせるために打った太鼓。門限は、寛永(1624〜1644)は四つ(午後10時ごろ)、貞享・元禄(1684〜1704)ごろには九つ(午前零時ご...
ごご‐はちはち【五五八八】
月初めの3・4・5の3日間の、昼の五つ時(午前8時ごろ)・夜の五つ時(午後8時ごろ)・夜の八つ時(午前2時ごろ)・昼の八つ時(午後2時ごろ)の4刻。陰陽道(おんようどう)の説で、この時刻に人が死...
上がり
I〔上がること〕収入が物価の上がりに追いつかないMy income cannot keep up with the rise in prices.II1〔でき上がり,仕上がり〕色の上がりがよいT...
上がる
I1〔下から上に行く〕rise, go [come] up;〔登る〕climb up火山から煙が上がっているのが見えたI saw smoke rising from the volcano.彼は...
彼の儘
あの件はあのままであるThe matter has been left 「as it was [open]./The matter 「has not been settled yet [is s...
生き写し
生き写しの肖像a lifelike portraitあの娘は母親に生き写しだThat girl is 「the very image [a carbon copy] of her mother....
何時
when; (at) what timeいつ起きますかWhen do you get up?それはいつのことですかWhen did it happen?いつごろ伺いましょうかAbout what...
このごろ
[共通する意味] ★現在および現在にいたるまでの短い期間。[英] recently[使い方]〔最近〕▽最近の彼はちょっと変だ▽つい最近まで横浜に住んでいた▽最近十年間の女性の進出はめざましい〔近...
ちかごろ【近ごろ】
[共通する意味] ★現在および現在にいたるまでの短い期間。[英] recently[使い方]〔最近〕▽最近の彼はちょっと変だ▽つい最近まで横浜に住んでいた▽最近十年間の女性の進出はめざましい〔近...
さいきん【最近】
[共通する意味] ★現在および現在にいたるまでの短い期間。[英] recently[使い方]〔最近〕▽最近の彼はちょっと変だ▽つい最近まで横浜に住んでいた▽最近十年間の女性の進出はめざましい〔近...
ごろつき
[共通する意味] ★正当な定職を持たず、たちの悪いことをして一般の人を脅かすような者。[英] a rogue; an outlaw[使い方]〔ならず者〕▽街のならず者▽ならず者の集まり〔ごろつき...
やくざ
[共通する意味] ★正当な定職を持たず、たちの悪いことをして一般の人を脅かすような者。[英] a rogue; an outlaw[使い方]〔ならず者〕▽街のならず者▽ならず者の集まり〔ごろつき...
いしょくどうげん【医食同源】
病気を治す薬と食べ物とは、本来根源を同じくするものであるということ。食事に注意することが病気を予防する最善の策である、また、日ごろの食生活も医療に通じるということ。▽「医食」は医薬と食事、「同源」は根源が同じ意。
おおばんぶるまい【大盤振舞】
盛大にごちそうしたり、気前よく物を与えたりすること。▽「大盤」は、高貴の人の家などで食べ物を入れた器を載せる台の意。もとは「椀飯振舞おうばんぶるまい」と書き、「椀飯」は椀わんに盛った飯をすすめる意。また、王朝時代には宮中で供せられる膳ぜん、江戸時代ごろには民家で正月に親戚しんせきなどを招いて、宴会を催すことをいった。「大盤」はこの「椀飯」の字から転じて、慣用化したものとされる。
おんじゅうとんこう【温柔敦厚】
穏やかでやさしく、情が深いこと。もと、孔子が儒教の基本的な古典で、中国最古の詩集である『詩経しきょう』の教化の力を評した語。『詩経』の詩篇は古代の純朴な民情が素直に歌われたもので、人を感動させ、教化する力をもっていると説いたもの。▽「温柔」は穏やかで柔和なこと。「敦厚」はねんごろで人情深いこと。
きょけいきゅうり【居敬窮理】
心を専一にして日ごろの振る舞いを慎み、広く物事の道理をきわめて、正確な知識を得ること。南宋なんそう、朱熹しゅきの修養法の二つの大綱。▽「居敬」は心を引き締めて怠ることなく、慎み深い態度で日ごろの立ち居振る舞いに注意すること。内的な修養法。「窮理」は物事の道理をきわめて、正しい知識を得ること。外的な修養法。
けいきゅうひば【軽裘肥馬】
非常に富貴なさま。また、富貴な人の外出のときの装い。転じて、富貴の人。軽くて美しい皮ごろもと肥えた立派な馬の意から。▽「裘」は皮ごろものこと。「軽裘」は軽くて高価な皮ごろも。略して「軽肥」ともいう。また、「肥馬軽裘ひばけいきゅう」ともいう。
あけら‐かんこう【朱楽菅江】
[1740〜1799]江戸後期の狂歌師・洒落本作者。江戸の人。幕臣で本名は山崎景貫(やまざきかげつら)。大田南畝(おおたなんぽ)・唐衣橘洲(からごろもきっしゅう)とともに、天明狂歌壇の中心的人物...
アショカ‐おう【アショカ王】
《(梵)Aśoka》前3世紀ごろ、古代インドのマウリヤ朝第3世の王。カリンガ国を征服し、ほぼ全インドを統一。仏教を保護・奨励し、第3回の経典結集(けつじゅう)を行った。阿育王。阿輸迦(あしゅか)王。
あじゃせ【阿闍世】
《(梵)Ajātaśatruの音写》前5世紀ごろのインドのマガダ国王。父の頻婆娑羅(びんばしゃら)王を殺して王位に就いたが、のち釈迦の教えに従い、仏教教団の保護者になった。アジャータシャトル。
あちき【阿直岐】
4、5世紀ごろの百済(くだら)の王子。応神天皇の代に渡来し、皇子菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)に経典を教えたと伝えられる。
あち‐の‐おみ【阿知使主】
4、5世紀ごろ、応神天皇の時の渡来人。東漢氏(やまとのあやうじ)の祖と伝えられる。