さい‐きん【最近】
1 現在より少し前のある時。また、少し前から現在までの間。副詞的にも用いる。「つい—の出来事」「—まで知らなかった」「—は連絡がない」「—感動した本」 2 もっとも近いこと。「太陽に—の天体」 ...
ごろ‐つ・く
[動カ五(四)] 1 ごろごろと音をさせる。「遠くで雷が—・きだした」 2 ごろごろと転がる。また、物がごろごろしている。「この道は石が—・いて歩きにくい」 3 一定の住所、職業もなくぶらぶらし...
ごろう・じる【御覧じる】
[動ザ上一]《「ごろう(御覧)ず」(サ変)の上一段化》 1 「ごろうず1」に同じ。「細工は流流、仕上げを—・じろ」「玄宗の此を—・じてなをなをひさうさしむたぞ」〈玉塵抄・二〇〉 2 (補助動詞)...
かぎり‐の‐たいこ【限りの太鼓】
江戸時代、上方(かみがた)の遊郭で大門をしめる時刻を知らせるために打った太鼓。門限は、寛永(1624〜1644)は四つ(午後10時ごろ)、貞享・元禄(1684〜1704)ごろには九つ(午前零時ご...
ごご‐はちはち【五五八八】
月初めの3・4・5の3日間の、昼の五つ時(午前8時ごろ)・夜の五つ時(午後8時ごろ)・夜の八つ時(午前2時ごろ)・昼の八つ時(午後2時ごろ)の4刻。陰陽道(おんようどう)の説で、この時刻に人が死...
なが‐うた【長唄/長歌】
1 (長唄)江戸歌舞伎の伴奏曲として発達した三味線音楽。享保(1716〜1736)ごろまでに2の影響を受けて確立。豊後節(ぶんごぶし)系統の浄瑠璃や大薩摩節などを取り入れて多様な音楽となり、文政...
ししゅう【詩集】
《原題、(ドイツ)Gedichte》ドイツの叙情詩人メーリケの詩集。1838年刊。 田村隆一の詩集。昭和51年(1976)刊。副題は「1946〜1976」。翌年、第5回無限賞受賞。 《原題...
ペラ‐ごろ
《「オペラごろつき」の略》大正末期、オペラに熱中して女優を追い回したり劇場に出入りしたりした青年。 [補説]「ごろ」は「ジゴロ」の略とも。
ゴロフクレン【(オランダ)grofgrein】
近世舶来のごつごつした毛織物。帯地・カッパ地などに用いた。ゴロ。ゴロフク。ゴロフクリン。 [補説]「呉絽服連」とも書く。
ふうしししゅう【風刺詩集】
《原題、(ラテン)Saturae》1〜2世紀ごろのローマの風刺詩人、ユウェナリスの詩集。100年ごろから127年ごろにかけて、全5巻、16歌を発表。 《原題、(フランス)Satires》ボワ...