ごう‐けつけ【合毛付け】
江戸時代、領主の検見(けみ)に先だって村方が作柄を内見(ないみ)し、もみの収量を見定めて役所へ報告すること。合毛(ごうけ)。合付け。
ごうけつ‐わらい【豪傑笑い】
声高に威勢よく笑うこと。豪放な笑い。
こうけ‐ば・る【高家張る/豪家張る】
[動ラ四]《「ごうけばる」とも》威圧的で横柄に振る舞う。えらぶる。「—・ったる罪人かな」〈虎明狂・八尾〉
ごうけ‐ぶんこ【江家文庫】
平安後期、大江匡房(おおえのまさふさ)が京都の二条高倉の自邸に家蔵の典籍類を収蔵した文庫。仁平3年(1153)焼失。千種(ちぐさ)文庫。
ごう‐けん【合憲】
憲法の趣旨にかなっていること。憲法の規定に違反していないこと。⇔違憲。
ごう‐けん【剛健】
[名・形動]男性的で、心身が強くたくましいこと。また、そのさま。「勤勉で—な気風」「質実—」 [派生]ごうけんさ[名]
ごう‐けん【豪健】
[名・形動]勢いが盛んで強いこと。また、そのさま。剛毅(ごうき)。「この老人の—な気象を認めずにはいられなかった」〈藤村・家〉
こう‐こ【江湖】
《「ごうこ」とも》 1 川と湖。特に、中国の揚子江と洞庭湖。 2 世の中。世間。一般社会。「広く—の喝采を博す」 3 都から遠く離れた地。隠者の住む地。「猫を友にして日月を送る—の処士」〈漱石・...
ごう‐こ【江湖】
1 ⇒こうこ(江湖) 2 《馬祖が揚子江の西に、石頭が洞庭湖の南に住し、参禅の徒がその間を往復した故事に基づく》 ㋐「江湖僧」の略。 ㋑「江湖会」の略。
ごう‐こ【郷戸】
律令制の行政区画で、郷を構成する戸。50戸を1里(郷)とし、班田収授や租・庸・調などの賦課はこの区画を単位とした。→郷里制