さか‐ぶるまい【酒振(る)舞(い)】
宴席を設けて、もてなすこと。
さか‐べ【酒部】
1 大化前代、酒の醸造を担当した部民(べみん)。 2 律令制で、宮内省の造酒司(みきのつかさ)に属した伴部(ともべ)。宮中の節会(せちえ)など公用に用いる酒の醸造を担当した。
さか‐ほがい【酒祝ひ/酒寿ひ】
《古くは「さかほかい」》酒宴をして祝うこと。「皇太后觴(みさかづき)をささげて太子に—し給ひて」〈神功紀〉
さかほがい【酒ほがひ】
吉井勇の第1歌集。明治43年(1910)刊行。
さか‐ほこ【逆鉾/逆矛】
1 《「天(あま)の逆鉾」の略》「天(あま)の瓊矛(ぬほこ)」に同じ。 2 《1になぞらえて》宮崎県の霧島山頂に逆さに立ててある約3メートルほどのほこ。
さか‐ぼうき【酒箒】
「酒林(さかばやし)1」に同じ。
さかまき‐がい【逆巻貝】
サカマキガイ科の巻き貝。淡水産で殻高約1センチ。ヒメモノアラガイに似るが、殻の巻き方が逆で左に巻く。ヨーロッパの原産だが、今は日本各地の汚れた川や溝にみられる。
さか‐ま・く【逆巻く】
[動カ五(四)]川や潮の流れに逆らうように波が巻き上がる。激しく波立つ。「—・く怒濤(どとう)」
さか‐まくら【坂枕】
践祚(せんそ)・大嘗祭(だいじょうさい)・新嘗祭(しんじょうさい)・神今食(じんこんじき)などの祭礼のとき、薦(こも)で作り、神に奉納した枕。頭をのせる部分が斜めになっている。
さか‐ます【酒枡】
酒などを量るのに使う柄のついた枡。