さき‐すさ・ぶ【咲き荒ぶ】
[動バ上二]盛んに咲く。咲き乱れる。「朝露に—・びたる月草(つきくさ)の日くたつなへに消ぬべく思ほゆ」〈万・二二八一〉
さき・ず【咲き出】
[動ダ下二]《「さきいづ」の音変化》咲きはじめる。咲きだす。「朝顔のほには—・でぬ恋もするかも」〈万・二二七五〉
さき‐せ【前世】
「ぜんせ(前世)」に同じ。「何様(どう)いふ—の因縁だか判次郎を恋慕ひ」〈人・梅美婦禰・五〉
さき‐ぜめ【先攻め】
「先攻(せんこう)」に同じ。⇔後(あと)攻め。
サキソニー【Saxony】
⇒サクソニー
サキソフォン【saxophone】
⇒サキソホン
サキソホン【saxophone】
木管楽器の一。金属製で、1枚のリードの振動により発音し、木管楽器と金管楽器の中間のつやのある柔らかな音色をもつ。音域によりアルト・テナーなど多種類があり、吹奏楽やジャズなどでよく用いられる。ベル...
さき‐そ・める【咲(き)初める】
[動マ下一][文]さきそ・む[マ下二]花が咲きはじめる。「梅が—・める」
さき‐そろ・う【咲き揃う】
[動ワ五(ハ四)]花がいっせいに咲く。「春の花が—・った」
さき‐ぞなえ【先備え】
本陣の前に備える軍隊。先頭に立つ部隊。先鋒(せんぽう)。先手(さきて)。