さげ‐ばり【下げ針】
糸でつり下げた針。弓の的としてきわめて小さいもの。「弓は三人ばり、矢束(やづか)は十三束(ぞく)、—をも射んと思ふ者なりけり」〈保元・中〉
さげ‐びら【下げ片】
1 品名や値段を書いて、店頭や売り場につり下げるびら。 2 昔、宣伝などのために街頭に貼り出したびら。
さげ‐ふだ【下げ札】
1 「下げ紙」に同じ。 2 「年貢割符(ねんぐわっぷ)」に同じ。
さげ‐ふり【下げ振り】
《「さげぶり」とも》 1 時計の振り子。 2 柱などが垂直かどうかを調べるための道具で、糸の端に真鍮(しんちゅう)の逆円錐形のおもりをつるしたもの。錘重(すいじゅう)。
さげ‐まえがみ【下げ前髪】
少女などの、前髪を額に垂らした髪形。
さげ‐まく【下げ幕】
垂らした幕。垂れ幕。
さげ‐もどし【下げ戻し】
政府・役所などに差し出した書類を、そのまま本人に戻すこと。
さげ‐もの【提げ物】
印籠(いんろう)・巾着(きんちゃく)など、腰に提げて持ち歩くものの総称。こしさげ。
さげ‐よく【下げ翼】
⇒フラップ
さ・げる【下げる】
[動ガ下一][文]さ・ぐ[ガ下二] 1 ㋐物の一端を固定して下に垂らす。つるす。ぶらさげる。「風鈴を—・げる」「カーテンを—・げる」 ㋑(「提げる」とも書く)物を手・肩・腰などで支えて下に垂らす...