はさみ‐じょう【挟み状】
直訴(じきそ)するとき、竹の先や木の枝などに挟んで、高くささげて差し出す書状。
はつほ‐りょう【初穂料】
神道で、儀式のときに神前にささげる供物の金品。→初穂3
は‐てんこう【破天荒】
[名・形動]前人のなしえなかったことを初めてすること。また、そのさま。前代未聞。未曽有(みぞう)。「—の試み」「—な大事業」 [補説]「天荒」は未開の荒れ地の意。唐の時代、官吏登用試験の合格者が...
はる‐がすみ【春霞】
《室町時代ごろまでは「はるかすみ」》 [名]春の霞。《季 春》「洛陽の朝餉(あさげ)過ぎたり—/蓼太」
[枕]同音の繰り返し、また、霞のかかっている状態から、「春日(かすが)」「立つ」「井上...
はん‐さい【燔祭】
古代ユダヤ教における最も古く、かつ重要とされた儀式。いけにえの動物を祭壇上で焼き、神にささげた。
ばしょ‐ふさぎ【場所塞ぎ】
場所をふさいでじゃまになること。また、そのもの。場所ふさげ。「—の大荷物」
ひき‐か・ける【引(き)掛ける】
[動カ下一][文]ひきか・く[カ下二] 1 掛けてさげる。ひっかける。「枝に着物を—・ける」 2 引いて上にかぶせる。また、無造作に着たり履いたりする。ひっかける。「下駄を—・けて」〈漱石・吾輩...
ひき‐さ・げる【引(き)下げる】
[動ガ下一][文]ひきさ・ぐ[ガ下二] 1 値段・比率などを低くする。「価格を—・げる」 2 地位・身分を低くする。「一階級—・げる」 3 取り下げる。「提案を—・げる」 4 後方へ下がらせる。...
ひさ‐ぎ【楸】
植物の名。キササゲ、またはアカメガシワというが未詳。「ぬばたまの夜のふけゆけば—生ふる清き川原に千鳥しば鳴く」〈万・九二五〉
ひさ・ぐ【提ぐ】
[動ガ下二]《「ひ(引)っさ(下)ぐ」の促音の無表記から》手に下げて持つ。ひっさげる。「そちは香炉を—・ぐる子ならずや」〈鴎外訳・即興詩人〉