さし‐ひかえ【差(し)控え】
1 さしひかえること。謹慎すること。 2 江戸時代の刑罰の一。公家・武士の職務上の過失、また、その家来や親族に不祥事があったとき、出仕を禁じ、自邸に謹慎させたこと。
さし‐ひか・える【差(し)控える】
[動ア下一][文]さしひか・ふ[ハ下二] 1 控える。そばにいる。「左右に—・える」 2 程度を控えめにする。分量などを少なめにする。「食事の量を—・える」 3 悪い結果を招かないように、当面そ...
さし‐ひき【差(し)引き】
[名](スル) 1 差し引くこと。特に、金銭の収支・貸借などの計算をすること。また、その結果。「前貸しの分を—する」「—一〇万円の赤字」 2 潮の満ち干。また、体温の上がり下がり。
さしひき‐かんじょう【差引勘定】
[名](スル) 1 貸借を相殺して残りの金額について勘定すること。 2 損得を計算すること。利害・得失などを考え合わせて判断すること。「—すれば安い買い物だ」
さし‐ひ・く【差(し)引く】
[動カ五(四)] 1 ある数量から他の数量を引き去る。「月給から税金を—・く」 2 ある事柄の過不足などを判断する。「外見の悪さを—・いても性能は評価できる」 3 潮が満ち引きする。また、体温が...
さし‐ひじき【指肘木/差肘木】
柱に差し込んだ肘木。大仏様(だいぶつよう)の建築にみられる。
さし‐ひびき【差(し)響き】
他に影響が及ぶこと。
さし‐ひび・く【差(し)響く】
[動カ五(四)]他に影響が及ぶ。「一人のミスが全体に—・く」