さしず‐さいけん【指図債権】
証券に記載されている特定の者、またはその者によって指図(指定)された者に弁済すべき債権。
さしずしき‐こぎって【指図式小切手】
特定の受取人またはその指図人に小切手額面の金額が支払われるように記載された小切手。
さしず‐しょうけん【指図証券】
特定の者またはその指図人を権利者とする有価証券。裏書によって譲渡することができる。手形・小切手・船荷証券など。
さしず‐にん【指図人】
1 指図をする人。 2 指図証券上で、債権者が弁済受領者として指定した人。
さしずにん‐ばらい【指図人払い】
債務者が、債権者の指定した人に債務を弁済すること。
さし‐ずめ【差(し)詰め】
[名・形動] 1 直接かかわること。また、そのさま。「色界の法則には—な倫理的目的…なぞあるわけはなく」〈長与・竹沢先生と云ふ人〉 2 行き詰まってしまうこと。また、その状態。どんづまり。「死...
さしず‐もんく【指図文句】
証券に記載された特定の者、またはその者が指定する者を権利者とする旨の文言。
さし‐せま・る【差(し)迫る】
[動ラ五(四)]事態や期日などが間近に迫る。切迫する。また、せっぱつまる。「試験日が—・る」「状況は—・っている」
さし‐そ・う【差(し)添う】
[動ワ五(ハ四)] 1 (「射し添う」とも書く)光がさして輝く。「夕日の薄赤く—・った小さな池」〈花袋・一兵卒の銃殺〉 2 付け加わる。「心苦しくあはれに細かなる御思ひ—・ひて」〈夜の寝覚・四...
さし‐そ・える【差(し)添える】
[動ア下一][文]さしそ・ふ[ハ下二] 1 付け加える。添える。「激励の言葉を—・えて贈る」 2 付き従わせる。「いと親しき人—・へ給ひて」〈源・澪標〉