さし‐ば【差(し)歯】
1 足駄(あしだ)の台に歯を入れること。また、その歯。 2 歯が欠けたとき、根に小さな穴をあけて差し入れる人工の歯。
さし‐ばえ【刺蠅】
双翅(そうし)目サシバエ科の昆虫の総称。小形のハエで、灰黒色、背に黒色の条紋がある。口は針状。牛馬に集まり吸血する。《季 夏》
さし‐ばし【刺(し)箸】
嫌い箸の一。里芋の煮物などのつまみにくい料理を、箸で突き刺して口に運ぶこと。
さし‐ばし【指(し)箸】
嫌い箸の一。箸で、人や物を指し示すこと。
さし‐ばな【挿(し)花】
花をさすこと。生け花。
さし‐ばり【指梁】
柱などに一端を差し込んだ梁。
さし‐ひかえ【差(し)控え】
1 さしひかえること。謹慎すること。 2 江戸時代の刑罰の一。公家・武士の職務上の過失、また、その家来や親族に不祥事があったとき、出仕を禁じ、自邸に謹慎させたこと。
さし‐ひか・える【差(し)控える】
[動ア下一][文]さしひか・ふ[ハ下二] 1 控える。そばにいる。「左右に—・える」 2 程度を控えめにする。分量などを少なめにする。「食事の量を—・える」 3 悪い結果を招かないように、当面そ...
さし‐ひき【差(し)引き】
[名](スル) 1 差し引くこと。特に、金銭の収支・貸借などの計算をすること。また、その結果。「前貸しの分を—する」「—一〇万円の赤字」 2 潮の満ち干。また、体温の上がり下がり。
さしひき‐かんじょう【差引勘定】
[名](スル) 1 貸借を相殺して残りの金額について勘定すること。 2 損得を計算すること。利害・得失などを考え合わせて判断すること。「—すれば安い買い物だ」