さ‐じょう【砂上/沙上】
砂の上。「—の楼閣」
さ‐じょう【鎖状】
鎖(くさり)のようにつながっている状態。
さ‐じょう【鎖攘】
《「鎖港攘夷」の略》港を閉じて外国船の入港・交易を禁止し、外国人を撃ち払うこと。「王政一新の前日までは、—を唱えるものは忠誠とせられ」〈藤村・夜明け前〉
さ‐じょう【砂瓤】
柑橘類の果実の房(瓤嚢(じょうのう))の中に詰まっている、果汁を含んだ小さな果肉の粒のこと。
さじょう‐かごうぶつ【鎖状化合物】
⇒鎖式(さしき)化合物
さじょう‐こうぶんし【鎖状高分子】
分子(単量体)が鎖状に結合した高分子(高重合体)。天然ゴム・セルロース・でんぷん・たんぱく質などがある。線状高分子。直鎖状高分子。⇔網状高分子。
さ‐しょうじょう【左丞相】
《「さじょうしょう」とも》左大臣の唐名。左相。
さじょう‐ど【砂壌土】
砂土(さど)よりも粘土の多い土壌。粘土の含有量が12.5〜25パーセントのもの。
さじょうのゆめ【沙上の夢】
野口雨情の詩集。大正12年(1923)刊行。
砂上(さじょう)の楼閣(ろうかく)
見かけはりっぱであるが、基礎がしっかりしていないために長く維持できない物事のたとえ。また、実現不可能なことのたとえ。 [補説]「机上の空論」との混同で、「机上の楼閣」とするのは誤り。