さん‐だん【讃談】
1 仏の功徳(くどく)をほめたたえ、語ること。また、その話。 2 事の是非を論じ合うこと。批評すること。「貴人、上方様の御比判にも、是をのみ御覧じはやされて、非をば御—もなかりしなり」〈至花道〉...
いい‐はや・す【言い囃す】
[動サ五(四)] 1 しきりにうわさする。失敗をあれこれ言ったり、ちゃかして言ったりする。「二人の仲を—・す」 2 褒めて言う。「ただ—・す様に、いみじき御心をいふ」〈落窪・三〉
いい‐ののし・る【言(い)罵る】
[動ラ五(四)] 1 大声で悪口などをわめき散らす。「人前で—・る」 2 口々に大きな声で言う。やかましくうわさする。言いさわぐ。「いよいよ(僧都ヲ)いと尊きものに—・る」〈源・手習〉
う・い【憂い】
[形][文]う・し[ク] 1 自分の思うようにならないで、つらい。苦しい。「—・いも辛(つら)いも食(く)うての上」 2 ある状態をいとわしく、不愉快に思うさま。わずらわしい。気が進まない。「古...
お‐さすり【御摩り】
1 なでさすることを、その相手を敬っていう語。また、丁寧にいう語。 2 「摩(さす)り2」に同じ。「女房のお政は、—からずるずるの後配(のちぞい)」〈二葉亭・浮雲〉
さす
[助動][させ|させ|さす|さする|さすれ|させよ]上一段・上二段・下一段・下二段・カ変・サ変動詞の未然形に付く。 1 使役の意を表す。せる。させる。「これはいさめる馬なりとて、鞍を置きかへさせ...
そこ‐だくみ【底巧み/底企み】
心の奥でのひそかなたくらみ。「同士討ちさする—」〈浄・先代萩〉
リンパ‐ドレナージュ【lymph drainage】
美容で、体をなでさすることによって、リンパ液や血液の流れを促し、体内にたまった老廃物を排出するというもの。医療のリンパドレナージとは異なる。
もの‐ら・し【物らし】
[形シク]ものものしい。大げさである。「押へてしめて馴れさする味(うま)い盛りの振袖が釣瓶鮨(つるべずし)とは—・しし」〈浄・千本桜〉
もの‐もう・す【物申す】
[動サ五(四)]《古くは「ものまをす」。「物言う」の謙譲語》 1 要求や反対意見などを言う。注文をつける。「役所に—・す」「若者に—・す」 2 ことばに出して申し上げる。「うちわたすをちかた人に...