さと‐ばら【里腹】
嫁などが実家に帰って、遠慮や気がねをすることなく腹いっぱい食べること。
里腹(さとばら)三日(みっか)
里腹のあとは3日も空腹を感じないほどであるということ。
サトパラ‐こ【サトパラ湖】
《Satpara Lake》パキスタン北部、ギルギットバルティスターン州のバルチスタン地方の湖。スカルドゥの南約8キロメートルの渓谷に位置する。標高約2640メートル。付近に仏陀(ぶつだ)と菩薩...
さと‐び【俚び/里び】
田舎びていること。田舎じみていること。多く、名詞の上に付けて用いる。「—歌」⇔雅(みや)び。「雅(みやび)と—とのけぢめを」〈玉勝間・一二〉
さとび‐うた【俚び歌】
田舎びた歌。いなかうた。俚謡(りよう)。
さとび‐ことば【俚び言葉】
「俚び言(ごと)」に同じ。
さとび‐ごこち【俚び心地】
「里人心地(さとびとごこち)」に同じ。「見知らぬ—には、いかがはかかる人こそ世におはしましけれと」〈能因本枕・一八二〉
さとび‐ごころ【俚び心】
「里人心地」に同じ。「今の世の—のさかしらなり」〈玉勝間・五〉
さとび‐ごと【俚び言/俗び言】
世俗の言葉。俚言(りげん)。俗言。また、田舎びた言葉。方言。「手足のたゆきを、—にだるいと言ふ」〈玉勝間・八〉
さと‐びと【里人】
1 その里に住んでいる人。その土地の人。「薪とる—の話によれば」〈樗牛・滝口入道〉 2 田舎に住む人。 3 里方の人。実家の人。「御かたがたの—侍りつるなかに」〈源・花宴〉 4 宮仕えに出ないで...