さら‐け【浅甕/瓼】
《「さらげ」とも》底が浅く平たいかめ。水を入れて運んだり、酒をつくったりするのに用いる。「—に醸(か)める酒(おほみき)」〈顕宗紀〉
さらけ‐だ・す【曝け出す】
[動サ五(四)] 1 隠すところなく、すべてを現す。ありのままを見せる。「内情を—・す」「弱点を—・す」 2 追い出す。「おらあ女房を—・してしまって」〈滑・膝栗毛・発端〉
さらけ‐や・める【さらけ止める】
[動マ下一]《近世江戸語》すっかりやめる。「戯談(おどけ)はおどけだが、足下、幇間(たいこもち)を—・めねえ」〈人・娘節用・前〉
さら・ける【曝ける】
[動カ下一]隠さずにすっかり見せる。「妾(わた)くしの楽屋を悉皆(すっかり)—・けて御覧に入れます」〈魯庵・社会百面相〉