さら‐で【然らで】
[連語]《動詞「さ(然)り」の未然形+接続助詞「で」》そうでなくて。「—こそそのいにしへも過ぎにしを」〈落窪・一〉
サラディン‐じょう【サラディン城】
《Qal'at Salah El-Din》⇒カル‐エッサラー‐エル‐ディン
サラディン‐びょう【サラディン廟】
《Saladin's Mausoleum》シリアの首都ダマスカスの旧市街にある霊廟。十字軍との戦いでエルサレムを奪還し、アイユーブ朝を建てたサラディン(サラーフ=アッディーン)が眠る。ウマイヤド...
さらで‐だに【然らでだに】
[連語]そうでなくてさえ。ただでさえ。「—痩せている身体がひとしお痩せて」〈高見・如何なる星の下に〉
さらで‐は【然らでは】
[連語]そうでなかったならば。「久方の月に昔のこと問はん—残る面影もなし」〈新千載・雑中〉
さらで‐も【然らでも】
[連語]そうでなくても。「霜のいと白きも、また—いと寒きに、火などいそぎおこして」〈枕・一〉