さわ‐しおん【沢紫苑】
タコノアシの別名。
さわし‐がき【醂し柿】
エチルアルコール・温湯・二酸化炭素などで渋を抜いた柿。
さわ‐しば【沢柴】
カバノキ科の落葉高木。山地に自生。樹皮は緑がかった灰色。葉の縁には細かいぎざぎざがある。5月ごろ、黄緑色の雄花と緑色の雌花が咲く。果穂は垂れ下がる。
さわ‐しょう【沢正】
「沢田正次郎」の愛称。
さわ‐しろぎく【沢白菊】
キク科の多年草。日の当たる湿地に生え、高さ30〜50センチ。葉にはしわが多い。初秋、数本に分かれた茎の先に白い花を1個ずつ開く。
さわ・す【醂す】
[動サ五(四)] 1 渋柿の渋みを抜く。「柿を—・す」 2 水に浸してさらす。「布地を流れに—・す」 3 黒漆をつやの出ないように薄く塗る。「—・したお盆」
さわずみ‐けんぎょう【沢住検校/沢角検校】
室町末期から江戸初期に、京都で活躍した琵琶法師。虎沢検校の門弟で、初めて浄瑠璃に三味線を合わせて演奏したという。生没年未詳。
さわ‐ぜり【沢芹】
セリ科の多年草。池や沼の縁に生え、高さ約1メートル。葉は羽状複葉。夏から秋、白色の小花が散形につく。ぬまぜり。《季 春》
さ‐わた・る
[動ラ四]ちょっと当たってみる。試みに交渉する。「何者にも—・り、仕合はせを直さうと存ずる」〈狂言記・仏師〉
さ‐わた・る【さ渡る】
[動ラ四]わたる。「雲間より—・る月のおほほしく相見し児らを見むよしもがも」〈万・二四五〇〉