さわ‐やま【沢山/多山】
[形動ナリ]《「沢山(たくさん)」の訓読み。江戸時代、多く女性が用いた語》数や程度のはなはだしいさま。たくさん。たいへん。「—にかろき奉公人に、大壁六平といへる男あり」〈浮・武道伝来記・四〉
さわら【椹】
ヒノキ科の常緑大高木。山林中に自生し、高さ30〜40メートル。樹皮は灰褐色で、縦に裂けてはげる。葉はうろこ状でヒノキに似るが、先がとがる。4月ごろ、紫褐色で楕円形の雄花と、黄褐色で球形の雌花をつ...
さわら【鰆】
サバ科の海水魚。全長約1メートル。体は細長い紡錘形で、背面は淡灰青色、腹面は銀白色。沿岸に広く分布。冬から春にかけて特に美味。《季 春》「一匹の—を以てもてなさん/虚子」
さわら【早良】
福岡市南西部の区名。昭和57年(1982)西区より分区。背振山地から博多湾岸までを占める。住宅地。
さわら【佐原】
千葉県北東部にあった市。平成18年(2006)3月に小見川町・山田町・栗源(くりもと)町と合併し香取市となる。→香取
さわ‐らか【爽らか】
[形動ナリ]《歴史的仮名遣いは「さわらか」とも》 1 ごたごたしていないで、さらりとしたさま。さっぱり。「けざやかなる髪のかかりの、少し—なるほどに薄らぎにけるも」〈源・初音〉 2 話し方などが...
さわらぎちょう‐どおり【椹木町通り】
京都市上京区を東西に走る道路の呼び名。丸太町通り北側の小路で、東の烏丸(からすま)通りから西の千本通りに至る。全長約1.5キロ。
さわら‐く【早良区】
⇒早良
さわら‐し【佐原市】
⇒佐原
触(さわ)らぬ神(かみ)に祟(たた)りなし
その物事にかかわりさえもたなければ、災いを招くことはない。めんどうなことによけいな手出しをするな、というたとえ。